信仰が深い土地なんで、お祈りもすごかったんね。おばさんに線香いっぱい渡されたんだけど、やり方がわからなく、1回お祈りして全部挿してきちゃった。ほんとは、いくつもお祈りする場所があって、それぞれに１本ずつ線香を挿していくものらしいと回り終わったあとに気付いた。ここってば、ほんと信仰心に溢れてて、ちょいと圧倒されました。こういうのを見ると、あぁ、宗教って必要なのねって思う。俺はいらんけど。

その足で、近くにある華西街夜市へ。まあ、夜市なんで市場自体はやってないけどね。ここ、地球の歩き方に書いてあったとおり、古くは風俗街だったらしく未だ異様な雰囲気を出してた。なんか朝っぱらから、ちと小汚いおっちゃんとおばちゃんが交差点で酒飲んでた。

んん、終わりか？最終日の記憶があまり無いな。あぁ、その後、台北駅のバス停近くまで行って飯を食ったんだ。相変わらず日本語も英語も通じず、メモに書いて渡す。牛肉飯とスープと野菜炒めみたいなの一品、初めてこういう食事をとったな〜。台湾の人たちはきっとこういう食事をしてるんだ。うん、健康的。

ほんで、そうそう、本屋巡りをしたんだ。どうしても台湾版のスケート雑誌が欲しかったんだよ。回りました回りました。本屋街みたいなのがあって、本屋が連なってるのね。10軒くらい。全部入ってやった。けどねー、無いんだよね〜。どうやら台湾ではスケートが流行ってないみたい。確かにあの路面じゃできないわな。けど、絶対やってる人はいると思うんだよねー、そういう人たちはどうやって情報を得るんだろう。

まあ、そんなことしてるうちに、そろそろバスの時間ですよって話だ。今度はメジャーなバスで時刻表もバッチリ、切符売場まで付いてるぜよ。乗り込むと、なんとトイレ付き＆テレビ付き、すげーすげー。テレビではアメリカっぽいジョーク映画をやってた。すんげー面白かったのを覚えとる。

何事もなく空港へ。しかし、空港に着いてから、またしても見事に間違いを。長蛇の列となってるお馴染みチャイナエアラインの窓口に並び、20分ほど待ちようやく順番に。すると、窓口のねーちゃん、成田ですか？成田だと第2ターミナルですと。ほえー。こんだけ並んだのは何。おかしいと思ったんだよ。H.I.Sの紙にもどっちのターミナルだか書いてないしさ、Reconfirmしたときもどこに来てくださいとか言われないしよ。まっ、時間に余裕もあったんで第2へバスで。

追々手続き済ましまして、また暇タイムへ。相変わらず腰は激痛の割りに、ごーし君歩きました、小腹が空いていたので。しかしだね、空港内、見事に免税店ばっかし。食い物屋だ、と思っても超高い。仕方ないから諦め、換金所へ。市内で換金してもらったときにお世話になった台湾銀行へ。確か、円→元はかからなかったのに、このときは手数料をとられた。けど、レートはやっぱり成田空港でやった所よりバリ良くて、成田空港に完全に騙されたなと確信。ご機嫌はよろしくなさそうなお姉さんでしたけど。台湾の人って、ほんと根は親切なのに、やっぱあの口調のせいか、真面目なやり取りのときほど怖い。

はい、飛行機に乗りましょう。搭乗口に向うと、いるわいるわ日本人。日本に帰っちまうんだな〜と実感。それを象徴するかのように、日本人学生5人組が全員DUTY FREEの紙袋を引っさげてるのには、完全に萎えた。台湾の免税店なんて、間違いなく街中で買った方が安いんだから。さて、ノンビリ搭乗。

行きとはずいぶん違う雰囲気にビックリ。とりあえずテレビは無い、当然ゲームも無い、座席は狭い。何より、隣の席が台湾系のアメリカンカップルだったのが痛かった。まあ、声がデカイのはご愛嬌。とりあえず、いちゃつく。目に余るいちゃつきっぷり。シートベルト着用サインが消えたと同時に、リクライニングをめちゃくちゃ下げて、すんげーいちゃつきっぷり。彼らの部屋だね、ここは。ついでに、これは差別だけど、台湾系ってのがまた嫌だった。こう、見るからにアメリカンっていう人だったら、なんかまだ分かるって感じになりませんか？見るからに台湾の人なわけですよ、ただでさえむかつくのに、さらにむかついた。困ったのは、彼らの後ろに座った日本の人たちですよ。リクライニングめちゃくちゃ倒れてるからね。飯食べるときに我慢ならなかったのか、リクライニング上げてもらえますかって怒ってたけど、なになに〜って感じでイチャついてた。くはっ。俺にもっと英語力があれば、言ってやったのに。もどかしかったよ！彼ら台湾系ってだけで、英語も中国語もペラペラだかんね。なんでアメリカンかってね、日本への入国書類に書いてたの盗み見したから。アメリカンって書いてた。

アメリカンは嫌だね〜ともどかしさに戦ってるうち、あっという間に成田。そして、日本は入国審査もあまり並ばずにあっという間に日本帰国。税関も、なんかありますか？と聞かれるだけで通過。ありますって言う奴いるのか？こんなことなら海賊版CD買ってくればよかった。品揃え最悪だけどね。

成田から日暮里までは困ったことに満員電車…。腰がもう限界なんですけど。あぁ、こういうときにスカイライナーを使う人がいるのかなと納得。空き始めたのは船橋あたりで、ようやく着席。眠る。

そして家に着きましたとさ。現実に戻れない感じ到来。楽しかったな〜。今度は台北以外を回りたいね。これにて台湾旅行終了〜。書きすぎだな。分かってます、自覚してます。ここまで読んだ人いたら、あなたはごーし君を愛しているのでしょう。では。