■8/28 **ついにダウン**

今日こそOsloに行きますよ。夜行で行ってしまえばすぐなのに、昼間の電車で行くってことは、またしても8時間の長距離電車。辛いんだよな〜。

この日のうちにOslo−Stockholmの夜行に乗るつもりだったので、Oslo行きの電車には確か9時くらいと11時くらいのどちらかに乗ればよかったと覚えてますね。朝ご飯はまたもビュッフェでいつもの。スープもどきはあったけど、あくまでもどきでした。でも圧倒的に2万のホテルより良かったです。あー、いったい俺の泊まったあの2万のホテルはなんだったんだろう…。最大級に後悔です。

で、また例のごとく水分補給だけはしっかりして、Massyからは新たな薬、なんだっけあれ、六法全書みたいな名前だった気がする、それをもらった。さすが薬屋さん。で、9時の電車には余裕で乗れなかったので、ちょっとノンビリして11時の電車に間に合うようにホテルを出る。素敵なホテルだったぜ、Radison。ここオウルにもあるんだけど、ここでも一番の高級ホテルっぽい佇まいになってます。

さて、駅。ここで偶然の出会いが。そして、最近ノルウェー人をさらに嫌いになる出来事に繋がります。偶然の出会いっていうのは、うちらがPreikestolenで一緒の部屋だった女の子。4人部屋で3人で泊まってました。さすがに、2人が日本人で日本語で会話してるもんだし、俺も元気が無さ過ぎたので、何も会話しないで去ってしまったんだけど、うちらが延泊したせいで、Stavangerで再会しまして。そこで開口一番、何かと言うと、そう俺の忘れ物!薬とミニバッグ(このときミニバッグも忘れたことに気付いた。薬だけかと思ってた)忘れたでしょ?って言われて、あー、そうなんだーって言うと、受付に預けといたから今度連絡したら送ってくれるわよみたいな話になりまして。おー、ありがとうありがとうと相成ったわけでありますよ。

で、その後のお話。先々週あたりに寮にネットが繋がって、ついにそのユースにメールしたんです。で、来た返事が「残念ながらありません」って。一応あのミニバッグは誕生日プレゼントだったりするし、日本の薬もせっかく買ってきたのに正露丸以外一個も使わないなんてちょっとあれだ。半分意地だけど、今度はもっと詳細にメールした。Stavangerで一緒に泊まってた子と会って、その子が預けといてくれたって言ってるんだよね、そっちが捨ててない限りあるはずなんだ。もう一度探してくれないか?ってことを緩めに。そしたら、今度返事が来なくなった…。もうノルウェー人には憤慨とか思ったけど、実はこのユースもう今シーズンは営業を終えてるんだ。でも納得いかない。前回メールしたときももうシーズン終わってるときだったんだから。てか、向こうの返事後すぐにまた返事出したのに返ってこなくなるなんておかしい。もう半分以上意地になり、電話することに。ユース本体にはやはり人はいないみたい。けど、オフシーズンのときはこっちに電話してくれって書いてあるからそっちに電話しても出ない。で、超最新報告。今もう一回電話してみたら出た。どうやら、もう閉まってるから確認できないってのと、でもやっぱり無かったって話。つまりは捨てちゃったんですか?って聞いたら、分かんないって言ってた。

ていうか、2通メール出したのも知ってるか?って言ったら知ってるって。知ってるじゃねぇよ、返事がねぇじゃんかよってね。メール出した人?とか言って完全に逆切れ気味だし。もう嫌だ、ノルウェー、嫌いだほんと。なんで、なんであんなキレイな景色のとこに住んでて、そんなに心が荒んでしまうの?また来てねくらいの気持ちで親切になれないの?理解できない。

話を戻そう。で、Stavangerで電車を待つって話ね。そしたら、駅員さんが来てなんかとりあえずバスに乗ってくれって。どうやら電車はここまで来ないからって。理由を聞いても英語で説明できないってなっちゃった。目的地もイマイチ分からないままバスに乗り込む。あまり遠くない駅にすでに電車が待っていた。2個くらい離れた駅。なんでここまで来れてStavangerまで来れないのかは分からない。とにかく乗り込む。しかし、ここでまたひとつ問題が。席の予約をしてないんだ。車掌さんに聞くと満席だから、そのうち座れなくなるよって言われた。このOslo-Stavanger間にはひとつKristiansandっていう割と大きめの街があるんだ。たぶんそこで人がいっぱい乗るんだろう。はぁ、腹痛にこたえるなー。

で、予想は悪く外れて、Kristiansandに着く前から激しい人の出入り。しょっちゅう席を移動する羽目に。最終的には席が無くなって、食堂車でまったりした。ずっといたら駄目だよって車掌さんに言われたけど、基本的に意地悪な人ではなかったからごめんねって言って結局ずっといた。

で、夜8時頃か?覚えてない、Osloに到着。ここで俺の葛藤は確信に変わる。Stockholmには行かない。そして、明日Osloの病院に行くことに決心。これにはいくつか理由があって、まずはもちろん体調がキツイってのと、あとOsloには留学保険のサービスでキャッシュレスで診察を受けれる病院があること。これは日本に帰ってから手間が減るので是非利用しておきたいところ。Helsinkiにもあるんだけど、Stockholmには無かった。あと、Stockholmに行ったとしたら、そっからOuluへの直行便があって、おそらくそれを使っちゃって、Helsinkiには入らないことになる。この決心により、OsloからHelsinkiまで飛行機を使うことになったので、HelsinkiとStockholmどっちを取るかってことだ。Helsinkiを選んだ。Stockholmは冬に行きましょう。

てことで、ここでMassyとはお別れ。俺に腹痛なんて無ければもっと楽しい旅になっただろうに、残念だ。連絡先とMixi情報を得てお別れ。写真でも撮っとけばよかったな!なんか重要なところで写真を逃してるなー。別れ際にまた便意に襲われ、またも10クローネ便所に駆け込むなんてこともあったけど、無事ちゃんとお別れができて良かったです。帰ったら牛角に行く約束もしたので楽しみだ。日本に帰ってまず行きたいのは二郎と牛角と納豆です。

で、お別れの後、俺はホテル探し。久しぶりに一人になってちょっと寂しい。ツーリストインフォメーションへ。と、その前にまた便意に襲われたんだ。それでインフォメーションの人に聞いたらここには無いって。無いわけないでしょー、お願いだ、お腹が痛いんだって言っても貸してくれなかった。ノルウェー人のばか。またあの例の10クローネ便所を使いました。どんだけ便所に貢献してんだか。で、ホテルは無事すぐに見つかる。さすがOsloなら大丈夫か。で、ついでに明日行く病院の場所も確認。ここでも風邪引いてるって言ったら、うつされるんじゃないかって嫌な顔をされたのが印象的でした…。

さて、ホステルへ。さて、ここでやってしまいました。途中でぶっ倒れるの巻き。たぶんこれは空腹も手伝ってたと思うんだ。で、一気に貧血のときみたいな状態になってバタッと倒れてしまったよ。まあ、誰も心配はしてなかったけどな!変な柄の悪い人達がジロジロ見てきただけだった!ノルウェー人のばか。それでしばらく休んで、どこぞでホットドッグとフルーツジュースを買い、まずいけどとりあえず食う。食わなきゃ死ぬって素で思った。またしばらく休んでちょっと元気になったのでホステルへ。ちょっと遠いのね…。しかもどうしてこんなに柄が悪いの、この街は。落書きだらけだし。

さて、ホステル。部屋は6人部屋。少し話してたけど、駄目だ。ダウン。そうそう、このとき日本人の女の子もいたんだ。結構いい感じの雰囲気の部屋になってて、もっと話したかったなー。日本人の女の子に、マジで何かあったらお願いしますって、素で何かあったときのことをお願いした。こういうときに日本人がいると本当に助かる。そして、眠りにつく。

【Photo】
またも写真無し……

8/25 8/26 8/27 8/28 8/29 8/30