03:07 29,Sep,2005
today's work…授業が始まってます
 today's music…"Panoramic View" by DUB SWEDEN
■旅日記完成

ついに書き終えた。写真の編集が大変すぎた。ついでに台湾のときの写真もせっかくだから全部編集してみた。これで、回線が遅い方でもグッドですわよ。あぁ、リンク切れとかあるかもなんで、あったら言ってください。

てか、何BBSって?!完全に機能してねぇでねぇか。よくねーよくねー。せっかく作ったのに。というわけで、おいらは元気です。たまには書かないととは思うんだが、なかなか書く気にならん、この日記。いっそのこと、Mixiを完全コピーでもいいんだけど、きっとそれもめんどくさいんだろう、うん。

15:20 11,Sep,2005
today's work…オーロラ目視
 today's music…"CANVAS" by ROVO
■ネット開通

ついにネット開通。予定よりは早く繋がってよかった。で、今写真の整理をしたり、旅行記をもうすでに嫌々書いてたり、Mixiヘビーローテで眺めたりしてるんだけど、やべぇ、これ全く日本の生活と一緒だと気付いてしまいました。こりゃーもう、早いとこ旅行記を書き終えて(こいつが書き終わらないから悪いんだ)、あまりネットに浸からないようにしよう。これじゃ意味なくなっちまう。

そうそう、で、一つおいらはミスを犯してしまって。写真のサイズなんだけど、なんかどえらい大きいサイズでとってしまっていて。どうりでメモリースティックの容量がすぐいっぱいになったわけだ、となんと今頃気付きまして…これどうしよう。旅の写真全部縮小とかしてたら、留学終わっちまうよ、ってことは無いけど、あまりの量にそれは無理です。仕方ないので思い切ってこのまま載せます。普通の日記にアップした写真だけは縮小しました。もう縦に横にスクロールして見ていただければと思います。そしてサーバーへの負担、すいません、兄よ。

それはそうと、昨日はオーロラを見ましたよ!9月初旬のまだ夏なんじゃないかってこの時期に…外は10度をきる寒さです…でもまさか、まさか見れるとは…。

大興奮!!しかも普通に寮でフィンランド人とサウナに入りながら、外で体を冷やしてるときにだよ!!なんとこのちょっと街外れではあるけど大学のあるところでだよ!!アラスカとかだと真冬に寒い原野にテント張って一晩待ったけど見れなかったーとかなのに、フィンランドで9月初旬に、フィンランド入って2週間足らずで、サウナでのんびりしながら街の光に負けんと輝くオーロラを見る。おいら泣きそうでした。今も泣きそうです。

あー、ちなみに、オーロラは想像を超えるほどキレイです、ほんと。皆が想像してる100倍はキレイと思っていただけると合ってると思いますです。一度たりとも同じ形しないんだね、オーロラって。絶えずゆらゆらゆらゆらと。

もう感動を伝えきれませんが、残念ながら写真はありません。そりゃそうだ、サウナ入ってたんだから。予想もしてなかったよ。でもあれだけ動くオーロラをカメラに収められる自信がありません。露光なんてしたら終わりだろうし。なんとかならないかなー?Nikonの良いカメラをやっぱり持ってくるべきだったのでしょうか。

しかしですね、実は言いますと、昨日はおいら機嫌が悪かったのです。理由はパーティーがないから。いやね、パーティーしたいパーティーしたいってわけじゃないんですよ。俺が腹たったのは、なんで平日ばっかにパーティーしてこういう金土に無いのだと、こう言いたいんですよ。一応ね、パーティー(のつもりだった、俺は)らしきものはあったんですよ。けど、それは浜辺でバーベキューして昼間で終了、みたいな。平日のパーティーで、そりゃーペース抑えるじゃないですか、次の日朝9時からオリエンテーションとかあったらさ。遅くまで遊んではいましたが、正直言って金土のために溜めてましたよ。ぶーぶー。しかももう一つ嫌なことが。実はパラパラと留学生達のパーティーはあったんだよね。でも、それはほんとパラパラで。初の土曜日じゃないですか、みんなで集まってやればいいのにさ。どこそこでは他のパーティーがあるらしい。へー。じゃなくてさ!どうせなら合流しようよ!みたいなね。最終的には合流したのかな。よく分かりません。フィンランド人とサウナに入ることにしたんで。結局あのサウナは留学生3人とフィンランド人5人くらいの小規模もんだったんです。でもどこのパーティーより良かった気がします。昨日は気が疲れてましたから。

けど、もうそんなんどーでもいいです。だってオーロラ見ちゃったんだもん。この調子じゃ真冬は晴れてればほんと毎日見れるんじゃないでしょうか!!素晴らしいぜフィンランド!!あー、皆も来ればいいのに。フィンランドは良い国でっせー。どっかのノルウェーとかいう国とちがって、フィンランドでは一度も嫌な思いをした覚えがない。まるっきり正反対だね。

でも、いいです。オーロラ見たから。ひょえぇぇぇぇ。

さて、今日もバスケをしてきますですよ。はまってます、完全に。ただスケートシューズしか無いってのが大きな問題だ。穴空いてるし。スケートはかなりしやすいんだけど、走れない。もうそろそろ雪降るとか昨日フィンランド人は言ってたし。

んー、終わり。音楽。今ROVOがかかってるからROVO。フジを思い出すなー。マジで音楽は僕にとって最大の癒しです。

22:41 9,Sep,2005
today's work…オリエンテーション
 today's music…"Dreaming of you" by The coral
■留学序盤戦

さて、アップできないまま、2回目の日記更新をしてしまいます。今日は時間ができました。ここらへん書いておかないとそのうち忘れてしまうなんてもったいないもったいない。

それではそれでは、初夜からの続きですか。長くなりますね、こりゃ。まず3日土曜日。この日は前日に約束していた街の散策&なんだかコンサートに何人かの交換留学生とチューターのフィンランド人と行く日。朝早くに、ルームメート(正確にはフラットメート、部屋は一人部屋だけど風呂とかトイレとかキッチンを彼と共有する)が部屋に到着する。決してかっこよくないフランス人さんです。背はたぶん俺より小さい。まあ、そんなんはどうでもいい。彼はすごい良い奴で、気遣いなんて外人さんには無いようなもんだろうと思っていたおいらには奇跡に思えました。軽く挨拶をし、今日は買い物に行くんだよってことを伝えると彼も行きたいということに。この頃から薄々気付いてはいたが、俺はチューターにかなり恵まれたようだよ。彼のチューターは寮まで来てくれて終わりで、うちのチューターみたいに何から何まで教えてくれるようなチューターは他にいなかった。

彼の友達がなんと日本人の女の子と結婚したようで、今日本にいるらしい。そのため日本に興味を持っていて、いろいろ話をする…のは先の話でこの日はあまり時間がなかったから、さっさと待ち合わせ場所に二人で向かったんだった。行くと、総勢10名。一人のチューターが受け持つ人数なんて1,2人くらいだろうと思っていたからビックリ。大変ね、チューターさんも。フィンランド人のチューター、ドイツ、ベルギー、チェコ2名、スペイン2名、フランス、アメリカ、日本だな。国際色豊かでなによりです。一通り挨拶。皆さん英語が堪能なようで。ごーし君びびる。

さて、街の散策といっても、ちょいと距離があります。オウル大学は街外れにあるのです。と言っても、バスで10分なんだけど、これが曲者で2.5ユーロもします。大体350円くらいか、しかも23時を過ぎると倍になります。街で遊ぼうなんて思えば、下手すりゃ往復1000円いっちゃうわけだ。さすが物価世界一の北欧です。

で、街の散策より先に、まずはなんだかコンサートへ。まだコンサートは始まってないんだけど、他にもオウル市についての催し物がいっぱいあって、どうやらオウル市の創市400年のお祝いの日だった。創市のお祭りとかあるんだね。東京もんだけですかね、そういうのに疎いのは。まっ、何かとお祭りと言えばわくわくしちゃうもんですから、こちょこちょ回ってた。皆集団で歩いてたけど、早速輪を乱して一人で散策して迷子になったりしてた。だって集団行動嫌いなんだも〜ん。人それぞれ興味は違うんだから自由に回ればいいと思います!マイペースごーしは変わりません!で、おいらは素敵幻想音楽とともに踊る女の人たちをずっと見てました。他にもSigur rosを思わせる幻想音楽をかけてるブース(みたいな感じの)が多くて、今夜のコンサートにわくわく。こんな感じのとこ

皆飽きてきた頃に次は街へ。チューターさんの説明を受けながらぐるりと回る。小さい街だ。あっという間に一周しちゃう。雰囲気的には札幌の狸小路、上野のアメ横を四角形にした感じ。もうその周りは閑散としてると思っていただければ的確かと。いろいろこの街で生きてくための術を教わる。このチューターさん、あー名前Hilkka、これで行きましょう、Hilkkaはすごく丁寧に説明してくれて英語もすごい聞き取りやすい(フィンランド語と日本語は発音似てます)、そして話が長い。たぶん親切心からだけど何度も同じことを言ってくれる。おそらく英語最弱の俺が聞き取れてるんだから、みんな1回で聞き取れてるのだろう。アメリカ人さんにいたっては、オーケーオーケーと連呼してたので、たぶんイライラしてたと思う。でも親切なのだ、いい人なのだ。

街で夕飯とカフェへ。夕飯はどでかいピザ。なぜか俺だけ変な形のピザだった。コーヒーは一杯3ユーロだったかな。400円ちょっと…。高いよねー、まあ日本にはもっと高いコーヒー屋は山ほどあるか。ただね、こういう田舎チックなとこになるとねー、選ぶってことができないのが痛いよね。日本だったら、今日は安上がりにドトールでー、とか、今日は豪華にどっかのカフェでーとかできるけど、見回った限り、同じような値段の同じようなカフェしかないもんな。これは他の北欧各国でも言えることな気がするけど。

さて、その後またコンサート会場へ。コンサートは始まった、いや終わりかけのようです。他にも留学生なんかがいて、曰く、あと3組だそうで。そうそう、なんだかこれ野外でバンド9組だかでなんだかちょっとフェスチックなんです。しかも入場料フリー。一体どうやって運営してるのか分かりませんが、結構素敵雰囲気でした。なんと、アルコール駄目、タバコ駄目だし。しかし、そこは子供達が音楽に乗ってはしゃいで、踊る女の子、おっかけのような女の子、まあ、女の子ばっかだったんだけど、とにかくいい雰囲気でした。ただ!音楽が駄目だった。。入ったときは素敵ジャズで、おー、さすがフィンランドとか思ってゆらゆらしてたけど、残りの2組はだめだめ。フィンランド最重要アーティストみたいなことを言ってたけど、どこにでもあるようなハードロック。メタルじゃなかったのがまだ救いだけど。とりあえず、駄目駄目だねーと音楽の趣味が合う人たちと意気投合、なんと結局数人と帰りました笑。お先でーすって感じですね。で、一日が終わりです。

まだあまり皆と話せてないけど、趣味合う人が多いし、なんかやってけそうだなって気がしていました。けど、やっぱり疲れる。ずっとリスニングのテープ聞いてるようなもんだもんなー。帰って即寝る。

おいおい、長いな。

さあさあ、次は日曜日。この日は昼まで寝て、ネットを使わせてもらえるということで昨日のメンバーとまた待ち合わせ。行くと、なんと人数は昨日の倍に。知り合いが知り合いを呼び20人近く。もう誰がいたか覚えてません。けど、みんなこの日はひたすらもくもくと。しばらく誰もネットいじってなかっただろうからメールの返信したりしてたんでしょう。おいらもMixi書いたりしてました。日本語大人気。ローマ字で二つで一つの文字になるんだよとか、発音はだからフィンランド語と似てて、英語とかともまったく違うってわけでもないんだよとか、説明するの難しかった。。

まあ、この日は明日からオリエンテーションってこともあり、みんな散り散りと帰っていきました。おいらもルームメート(彼の名はKevin)と一緒にスーパー行って帰りましたとさ。この日食べたのは…覚えてません。確かKevinが作ってくれた気がするけど、なんだっけな。んー、この日あんま覚えてないなー。旅日記書いてたんだっけな。

よいしょ月曜日。ついに学校ですよー。朝も早から、9時にオリエンテーション開始。今日もHilkka、他Hilkkaが受け持ってる留学生と合流。まずはカフェで国際交流の担当の人たちが自己紹介。あと国ごとに名前呼ばれて立ち上がったりした。ここで、衝撃的だったのが、これはどこに自分の国から来てる人達がいるのか確認しようみたいな場だったのに、でました中国!すでに彼らは固まっていました!知ってますか?中国の人のこの習性。北大でも見ることができるけど、これ世界標準なんだって。他の人に聞いても、あーうちの国でも中国人はそうだよって意見が。びっくり。中国人集団が立ち上がった途端、みんな苦笑い。あーはなりたくないなと心底思った。

ただし、日本人にも問題はもちろんありまして、うちら日本人は全員で4人のようなんだけど、あまり固まったりはしないが、うち2人がたぶんシャイでして。男3人女1人で女の子はスペイン人チームに入って英語も堪能そうで仲良くやってるようなんだけど、男2人(ちなみに北大から)がなー。1回北大にいるときに3人で昼食を食べたんだけど、そのときもあまり会話にならなくて。おいらはショックでした。しかも、この前の旅で、困ったときに本当に頼りになるのは日本人だってことを痛感していたので。

これは今現在でも変わらず、1人はまだ交流を行っているように見えるのですが、もう1人は…。日本人ともまともに喋れない彼なので外人としゃべれるわけもなく、「ちょっと喋ったんだけど、なんだあの日本人は?!まったく返事をしないんだよ」って声をいろんな外人から聞きました。その人はフィンランド語をすでに勉強していて、そのあたりでフィンランド人と交流を持っているようです。留学生と交流を深めるべきか、元気のフィンランドの学生と交流を深めるべきか、これは俺もたまに迷います。て

話がずれました。さて、そんなカフェ後、今日は交換留学のイロハ。student unionへの登録とかID cardの登録とかキャンパス内の放浪とかしました。説明をしていたフィンランド人の国際交流担当の人は割とゆっくりと話してくれて発音も聞き取りやすいこともあって、なんとかついていくことができました。英語力に関してこの部屋で最弱の自信があったので、バカみたいに食いついてやろうと一言も喋らず聞いてたよ。外人うるせーから舌打ちとかもしたけど。てか、どこの国にもいるのねって感じのギャル男、あれがたまらねぇ。だっさい日本でもお馴染みのギャル男格好して、ぺちゃくちゃ喋って、てめぇら帰れよって言いたかったけど言えるわけもない。

キャンパス放浪では重要なとこをまたもHilkka他留学生と一回り。博物館とかもあって良い感じ。ただ、狭い。建物自体たぶん北大文系棟くらいしかない。しかも2階建だから、床面積は文系棟のほうがある。建物はきれいに学部ごとに色分けなんかされてておっしゃれーなんだけど(そういえば寮もビルごとに色分けされてる、赤の家の人はかわいそうだ。部屋も赤いんだもん)、ここで分かれるのかよってほど一つ一つの学部が狭い。15000人もいる大学だから、あまり北大とも変わらない規模なはずなのになー…。あっという間に大学を把握してしまいそうでちょっとやだな。そうそう、旅で思ったんだけど、俺はひとつの街に長期滞在して飯屋のおっちゃんとかと仲良くなったり、街の裏道なんかも発見して地図に付け加えたりとか、そういうのが好きだ。その点、キャンパスは迷うくらい広いほうがよかったなー。寮の最上階から取ったキャンパス。意外と広く見えるな。

さあ、初日のオリエンテーションは終わり。そのあと街に行ったんだっけな、飲みに行ったんだっけな、忘れた。

あー、飲んだな。なんかメンバー的になったいつもの人達と。初飲みか。酔っ払った覚えがある。楽しかった覚えがある。そうだそうだ、でも意外にみんな静かなんだなーって思ったんだった。ちょっと遅れてKevinと行ったんだけど、みんなまったりしてて、ここはカフェ?って思うほど。おいらが普通にビールを一杯飲んでもう一杯買いに行こうとしたら、みんなまだ一杯目でびっくりしていたり。おいらは完全に酒に弱い人なのに、酒好きなイメージになってた。やっぱり留学ってなると、みんな割と真面目な人が多いのかなーなんてちょっと思ったりした。みんなリュックサックって感じのリュックを背負ってるし、これ俺的ヒットなんです。女の子がDAKINEのバックをすんげー上げて背負ってたりとか、日本人から見たら皆外人は同じように見えるけど、やっぱりこの人達きっと母国では真面目な人に写ってるんだろうなーって思う。その話とは関係ないけど、バーでの写真が一枚だけあった

で、良い感じにほろ酔いで帰る。明日も早いので12時くらいだったかな。

次の日も9時から。早いんだっての。この日はオウル市についてだったり、単位の説明だったり、そういった話。

そうそう、学食について書かないとね。学食、予想以上に豪勢だよ。ほんとにこんなに食べて2ユーロでいいのですか?ってくらい食える。ビュッフェだから。パンとかミルクとかオプション的なものを食べるともう1ユーロくらい増えるんだけど、ビュッフェにご飯もあるし、おかずも3品あるし、サラダもあるし、フルーツもあるし、パンなんてまったく必要なし。マジで食いだめですよ。野菜を中心に毎日めちゃくちゃ食ってます。これは健康的に生活できそうですよ。しかしあれだねー、外人さんはほんとにオデブさんが多いけど、彼らの食生活を見てると、納得だよ。明らかにバランスとれてないビュッフェの選び方するし、ドレッシングどっばーってかけるし、パンばっか食べてるし。マジで北欧入ってからというもの、女の子がおデブさんばっかでどうにかなんないんですか、欧米の食生活。しかも女の子たち、なぜ腹を出すファッションをするのでしょう。普通に歩くと揺れてるんですよ、ほんとーにほんとーに勘弁です。見苦しすぎます。太ることに対する考えが日本とは違うんだろうなー。いや、日本の女の子は立派なもんです。

さて、終わると今日はバス観光ツアー。市内をぐるりと回りましょう的なツアー。いるんですよね、こういうときに参加したくなくなる奴らが。はぁ、ツアー?やってらんねぇよ的な。すいません、さぼりました。みんな街に用があったって理由なんだけど、正確には俺は少なくともツアーは嫌でした。気だるい6人で携帯と中古チャリを買いに行きました。

携帯。これ日本と韓国だけが世界標準から外れてるの知ってました?間違いなく携帯本体の機能は日本が世界一を自負できるものですが、システムが残念ながら日本は遅れてます。他の国はすべて携帯にDNAカードって呼ばれるカードを入れるスロットを持っていて、世界どこでもそのカードさえ買えば、どこの国でもその国の値段で電話することができるのです。つまり自分の携帯がどこの国でもすぐにプリペイド携帯になるのですね。日本のには当然そんなカードいれるとこなくて、3GだFOMAだって言っても海外で国内電話をかけてもそれは結局国際電話みたいな仕組み(うまく説明できない)になっていて、有り得ない金とられるし。これは早く日本もこのシステムに乗ってほしいと思います。

それにしても日本の携帯はすごいらしい。携帯でSimcityができるよって見せたら叫ばれたり、くーまんが「たまごっち、たまごっち」と大人気だったり、海外の携帯には遊び心はないようです。カメラもすんごいまだ性能悪いし。デザインもNOKIAはださいし。それ携帯か?!って最初びっくりされた。えへ、なんだか誇らしいね。

さて、中古の携帯20ユーロ、高ぇよ!中古のチャリ200ユーロ、ありえねぇよ!携帯は買ったけど、チャリは買えません。あの高いバス代を考えたら200ユーロは決して無駄にはならない買い物なはずなんだけど、さすがに手が出ません。皆さん同様で、結構歩き回ってチャリンコ屋を探したんだけど、結局見つけられなかった。

で、帰ってきて夕飯を食べてから今日もパーティー。今日はちょっとした大きめのパーティーで留学生が半分くらい集まってたのかな。半分っていっても100人くらいだから結構な規模だったよ。しかしあれだね、バーってのは日本の居酒屋と違って予約もしなくていいし、気軽だね。けど飯は無いし、ビールしかないし、飲み放題は無いし、ついでに北欧だから高いし(ビールジョッキ一杯4ユーロ550円、まあ有り得る値段か)で、絶対に居酒屋のほうが楽しいと思う。お酒をたしなむ場として明らかにネタ不足だよ。これじゃビールの話しかできないじゃん。

こう考えると、日本ってのはどこの国の料理でも食べれるし、いろんな種類のお酒を飲めるし、いろんな音楽を聞けるし、雰囲気に合わせて店を選んだりとかって楽しみもあるし、悪く言えば合理的すぎるってことなんだけど、俺は嫌いじゃないな。やっぱり日本人の素晴らしさは偽善であっても、社交辞令であっても、商売のためであったとしても、よく気がつくことだと思う。いかなる理由であっても、海外では得られないものなんだもん。細かい気遣いってやつ。

この日も酔っ払いましたか、そうですね。なんかビールで立ち飲み基本だからあっという間に酔うんだよなー。この日は確か香港ボーイと反日について語ったのが一番印象的だったなー。やっぱり反日ってのは暇な昔の考えの奴らが勝手にやってるだけで、香港にはまだ中国とは壁があるようで、香港には反日なんてまったく無いよってさ。複雑な事情はあれど、香港はさすがちょっと進んでるね。だから日本人も反中にならないようにねー。なんか反日がマスコミから流されるたびに反中割合が増えてるんじゃないだろうか。またマスコミか…、マジでマスコミはクソだな…。国とグルになってるとしか思えんよ、ほんと。

さあ、次の日も早いのでこの日は2時くらいか、帰りました。違う、日本大好きフランス人(こいつはかなりかっこいい)と仲良くなって部屋に遊びに行ったんだ。あー、でもあんま覚えてない。誰かと帰ったな。3時半くらいだった。もうね、名前が覚えられなさすぎで困るよ、ほんと。Daniel, Kevin, Davidはやばい。それぞれ多いし、似てるし。あとは珍しい名前も駄目ね。Hanaとか珍しくても日本にもいそうな名前だといいんだけど、TuomoとかRamoneとか、もはや名前かも分からないような名前はもう駄目です。けど、意外と俺の名前はみんな覚えてくれてて、Hi, Goshiとか言われても、ヘーイとか言ってるんだけど、やべぇよ名前わかんねぇよってのがしょっちゅうです。会話がおぼろげなので基本的に勢いでごまかしてるこの頃です。はい。

で、次の日、遅れる。この日は各学部ごとのオリエンテーションがある日で、俺は複雑で所属学部が無しでいろんな学部の授業とるってやったから、いろいろやることが多い日。なのに、初っ端遅刻。終了直前に到着。みんなの微笑みに癒されました。なんか遅刻キャラはまだついてるはずないのに、あーGoshiならやりそうみたいな空気になってたのが、なんか…うれしかったっす。こんな会話もままならないのに少しずつGoshiってもんが理解されていくのは、すごい嬉しいです。

まあ、それは置いといて、居残りで先生説明してくれました。もうね、このあといろんな先生のとこに行くわけだけど、すごい親切。ほんと心身になってどういう風にこのSemesterを過ごすべきかを一緒に考えてくれる。まずこの遅刻してったのは、Northern Nature and Environmentという学部?プログラム?Such a thing. 話を聞いてみてちょっとBiologyに寄りすぎちゃってるのが残念だったけど、いくつか興味のある授業もあり、メモメモ。Timetableももらう。

で、次Scandinavian Studies、これは完全にProgramme、学部じゃなくて交換留学生のためのProgramme。これが曲者で、これもOrientation後に話したんだけど、Goshiはもうマスターだから、このSemesterをこのProgrammeで終わらすのはもったいないとのこと。どういうことかと言うと、このScandinavian Studiesは一年いる人のためのProgrammeみたいなもんで、この授業はほとんどが全授業を取る人じゃないと取っちゃいけませんってなってて。例えば、このProgrammeの中から、あっ、この授業だけ興味あるから取ろうってのができないんです。取るんだったら全部授業取らなきゃ駄目よって。だからこれは1年いる人が、Autumn semesterはScandinavian studiesに集中して、Spring semesterに自分の学部の授業を取るって形が理想的なんです。だから俺みたいなのにはかなり不向き。このProgrammeだけでSemesterが終わってしまうんだから。でもこれ俺だけの話じゃなくて結構いっぱい同じ境遇の人がいて、毎年こうなってんじゃないのかなーてちょっと不平。取らせてくれればいいのに。でもここでも先生は君にこれは不向きだと思う。こういう学部はどう?とかすごい親切。うれしい。結局、このProgrammeからは全授業とってなくても取れる授業を一つだけ取ることに。その名もMusic in Scandinavia。はは、ミーハー。でも、ちょっとこの授業の宣伝でこんな音楽もあるんだよって流されたのが、すごい良い感じで。ベースは民俗音楽なのに、シンセ混ぜたりして。えへへ、いい音楽見つかるといいな。

次に行ったのがEconomics。これも世界共通のことですが、Economicsが一番適当でした。。20分くらいで終わってるし、Timetableは自分でホームページから取ってきて印刷してねとかほざいてるし、ホームページ見たらフィンランド語だし、何考えてんだこの学部はと思いました。残念、環境経済はSpringにしか無いようなので今回はお預け。てか、あのOrientationを見て、経済の授業には参加したくないなと心から思いました。ごめんなさい、ゆーこさん。経済はどこでもこうなんですね。よく分かりました。

次が英語の授業。当然英語の授業を取らないと話にならないので取ります。いろいろ面白そうな授業が多い。当然英語のかなりできる外国人が生徒になり、おいらも同じ生徒として対等に話さないとならないのです。日本で取る英語の授業とは訳が違いますね。緊張だ。

で、結果、どういうことになるかと言うと、Timetableと睨めっこ。この日はパーティーの予定もなく、明日はまた大規模なパーティーがあるので、今日はちょいとArrangeしようとパソコン室へ篭りもくもくと。んー、難しい。この学校ちょっとおかしくて、てか、フィンランドがこうなのかとも思うけど、とりあえず、午前中にほとんど授業が入ってくる。これがもしや決して残業をしないフィンランド人のやり方なのかと思うほど、午後はすっからかんなのに午前中はOverlappingの嵐。今日気付いたことだけど、図書館帰りの午後5時。構内にはびっくりするほど人の影は無く、一体日本の学生はどれだけ立派なんだ、と。写真あり。これがなんとメインホール、これが6時まで開いてるはずのメイン食堂。ちなみに夏休みじゃないですよ。これがこの大学の金曜午後5時です。研究してる人とかいないのかな。しかし、午前中は朝早くからいっぱい人いるんだよねー。Timetable見て納得しましたよ。

で、かぶるって話。Scandinavian Studiesをきったけどもこれだけ午前中に授業を固められるとね。さらに、ヨーロッパスタンダードな授業システム。ヨーロッパにはOne semesterに5回くらいテストがあります。それは、それぞれ授業がそれぞれOne semesterで終わるようなカリキュラムを組んでいないから。ある授業は集中講義みたいにやり、ある講義はレギュラー的にOne semester使ってやり、って。だからどう組もうとOverlappingは避けられない。日本の大学みたいにかぶっている授業があったらそれは取れないってことは無いので、そこは自己責任で取れるんだけど、Overlappingしたときにどちらの授業を取るかってのは、まあそのときにならないと分からないなってのがいろいろアレンジして今日まで考えた結果です。

で、久々のパソコンずっとも疲れたので帰る。帰ると、本場フォンドボーがお待ちかねで、I've finished cooking right now!! とのこと。素晴らしいナイスガイです。まるで実家暮らしのようです。かなりこちらも気を遣ってあげないとならないですよ。

この日は、そうそう、パーティーもなかったから時間があって、前日に荷物を取りに行って、日本グッズが出てきたからいろいろ話したんだ。「英語で紹介する日本と日本人」、この本かなりいいです。時々、え?って思うとこ(特に宗教、たぶん筆者の独断がはいってるね)もあるけど、かなり勉強になります。一緒になって勉強してました。これは日本人も普通に読んで面白いよ。おすすめ。あと、味噌汁を食ったり扇子をあげたりしてた。はは。おばあちゃんありがとう。おばあちゃん見てないか。

さて、次の日行くよー。ついに昨日だ。なげー疲れたー。旅日記もまだ完成してないのになー。

この日はまた全体オリエンテーションの続き。でも午前中だけ。全体オリエンテーションはこれでおしまい。Kummi family programmeっていう素敵プログラムの説明や、Sports clubについてなど。KummiってのはTutorのことなんだけど、まあ、簡単に言えば短期ホームステイなんです。土日を使ってチューターの人のお家にお邪魔していろいろ文化交流しましょうよみたいな感じです。そういえば、Roxyが古平でやってたホームステイとか言ってたのもこんな感じのなのかな。おいらとしては、是非犬がいる家に行きたいので、特別な要望みたいなときにI need dog. とは書いてないけど、それてきなことを書きました。子供もいたらいいな。これ楽しみだ。楽しそう。タダだし。なかなか寮と学食じゃあFinnish料理も食べれないからね。

あと、スポーツ。意外にフィンランド的なスポーツが少なくて、伝統的なものやりたいんだけど、今んとこバスケと水泳にお邪魔しようかと思ってます。そのうち誰かからの話ででもこんなクラブあるよって情報が聞けたら行こうと思います。なんてったって、午後は暇ですから。クラブも余裕で15時からとかあって、なんじゃこの教育システムはほんとって思いますです。

で、早速バスケに行きました。外国の大学のバスケチームなんて、とんでもないんじゃないかとびびりつつ行ったんだけど、なんてことはない、日本のサークルと一緒でした。どうやら競技的な部活的なものは他にあるそうです。そっちはやっばいんだろうなー。このサークル(にしちゃいましょう)は、この日フィンランド人7人、うちら交換留学生4人でした。ちょうど5×5ができて休憩に順に回れるって感じで調子いい。感想はこの間仲良くなった日本大好きフランス人がやばい。あれはもう完全に体の出来が違います。バスケ経験無しなのにめちゃんこうまい!背一緒くらいなのにジャンプ力ありすぎで、後からリバウンドとられます。でもすごい勝手に盛り上がってた、相手チームなのに。フィンランド人は普通でした。よかった、あんまうまくなくて、これからも参加できそうです。生半可なバスケ経験じゃ、ちょっとうまいともう付いていけないからね。

その後は例の大規模パーティー。なんか新Semesterが始まるお祭りらしく、全学生ってことは当然無いけど、かなり大規模です。学祭みたいな感じでした。おいらはバスケに疲れてちょっと休憩が欲しかったので、ルームメートを送り出してしばし休憩。7時頃に音楽でテンションを上げながら行くかとヘッドフォンを携えゴー。すると、バス停にいっぱい留学生が。なんだよ、みんな今からかよ。合流。着くと、なぜかみんな会場の外で飲んでる。聞くと、中は酒が高いからって。なるほどね。しばしそこで飲む。てか、俺は酒持参してないので、また勢いに誤魔化して勝手に飲んでた。いひひ。

そのうち何時頃からか分からんけど会場へ。入ると出店とか、またビールオンリーなバーとかライブ会場とか、そしてクラブが。最初ライブ会場に行き、あー学祭だからこうなるわな、を堪能し、すぐさまクラブへ。いろいろ留学生に会うが、なんか音楽が欲しかったので、軽い挨拶程度にさっさと行く。

まず入って驚いたのが、円を作って踊る外人さんたち。あー、どこかで見た風景…Zoukだ…。がびーん、トラウマが…。でもまだ踊ってるからいいのかなーとしばし眺める。そのうち一周しようと思いテクテク。おっ、やたら踊ってるどこかで見た顔2人。またもフランス人の2人。なんだかフランス人とやたら仲が良くなってる気がする。ちょうどファンキーミュージックな時間帯で、彼らはファンキーなのが大好きらしい。おいらはそれほどでもないけど、彼らが楽しそうなので、おいらも楽しくなる。それにしても、なんで円を作ってるんだ?これが世界標準か?って聞いたら、俺も分からないって言われたから、まあ、世界標準ではないのかな?よく分からん。で、しばし踊る。楽しい。なんと、出力は分からないけどスピーカー2つだけでやっちゃってて、音は村上ジャムの勝ちじゃねえかと思ったけど、とりあえず楽しむ。だんだん人が多くなってスペースが減り、ちょっと移動。この頃から、たまに留学生を見つけると、円になってやがるから輪を乱してやったり悪ガキしたけど、ほとんど一人で過ごす。すんません、一人の方が楽しいっす、ああいう場だと。

そして、音はだんだんファンキーからテクノへ。テクノはやだと言ってフランス人2人はアフターパーティー会場へ。俺は残りひたすら堪能。やっぱ学祭なのでいろいろChemical、Fatboyあたりの有名どこがバンバンと。そうそう、VITALICもあったな。やっぱあがるなあれは。

そのあとちょっと疲れて、歩いてると、フィンランド人と目が合う。なかなか、フィンランド人は日本人に匹敵するほどシャイなので、目が合ってもHi!とはならないんだけど、どうも楽しそうにしてるので話しかけてみる。From Japanと言ったとたんに目の色が変わる。「マジで〜!」だったかな。どうやらかなりの日本好き。日本語もかなり知ってた。日本人に会えてすごい喜んでて、なんか嬉しかった。下のバーで話すことに。

聞くと、結構日本へは旅してるらしく、湾岸を走ったことあるよって、どうやら走り屋さんらしい。走り屋さんは日本にも知り合いはいないので、ちょっと正直ひいてしまったが、でもナイスガイなのです。千円札とか記念に持ってて、ほんとに日本が好きなようで。結構話してるうちに、to be honest、眠くなってきちゃって、こりゃまずい、せっかく喜んでくれてるのにもっと頑張らねば、と思うが眠気覚めず。たまらず、よしクラブに戻ろうと言い、いいねーと上へ。上に着くと、いつの間にロックDJに。いきなりNirvana。続いてPretty fly。Killersときて、最近流行の女の子のよく聞く曲。しかし残念ながら眠気覚めず。ごめんなさい、ちょっと休むわと椅子へ。即行寝る。駄目だ、早起きが続いてるし、バスケもしたし、このときすでに2時だし。ごめんねー、テンション低くてーって言ってもう帰る臭を出す。それに鋭く気付き、なんと彼は友人を呼び出し家まで送ってくれると。なんてナイスガイだ。迷うが、バスを待つのも長時間になってしまうこの時間、お言葉に甘えることにした。

さすが走り屋の友人、走り屋だった。すんげー危ない運転、しかも雨、にビビリながら寮につく。もう眠くて何が何だか覚えてない。とりあえずThank youを伝え、寝る。結局ルームメートには会わなかったな。

さあ、ついに今日です。今日はGeographicsのオリエンテーションがあって、あとはいろんな先生達とミーティング。またも遅刻。駄目だ、起きれねぇ。しかしGeographicsの先生も親切で、遅れてきたにもかかわらず、本当心身に相談に乗ってくれる。自分の研究とやりたいことを英語で伝えるのは難しいけども、向こうも一生懸命理解してくれようとするし、嬉しくなる。

そのあとまたTimetableと睨めっこして、時間はもう1時、誰にも会わなかったので、初の一人昼食。さすがに初日に一人で昼食食えって言われたらきついけど、もう慣れたのでノンビリ人間観察でもしながら食べる。しかし、この学食はほんといい。ご飯をどんぶり一杯とって、ハンバーグをつけてシチューみたいなのをかけて、サラダ2皿分食っても2ユーロ。ほんとビュッフェってのがいいね。で、とりあえず後の人達の言語を聞き取るのに集中してみた。どう聞いても所々聞こえてくる単語は英語なんだけど、他の言語の中で、英語を言ってるとしか思えないほど聞き取れないもんだから。俺がまだまだなのか、あの人の発音が異常なのか、でも周りの人は理解してたもんなー。うーん、英語だったのかなー今でも気になる。英語しゃべりたい。あとは、フィンランド人はどれだけ金髪に染めてるかなーなんて観察してた。白人さんて皆金髪なのかと思うと、結構ほとんどが染めてたりするんだよね。根元が黒いなんてしょっちゅうで。今日もそうでした。純粋な金髪はほんとキレイに見えるんだけど、染めた金髪はなんかベタっとしてる感じで嫌だ。

そんなどうでもいいことをして、先生と会ったり、図書館へネットしに行ったりした。そうそう、なんかオウル大学に今月末、北大学長さんが訪問しに来るらしいっすよ。あいやー。それで、せっかくの機会だから会いませんか?って河野(北大の国際交流担当、良い人)さんからメールが来てました。うはー、すごいなこりゃ。学長だよ、学長。びっくり。会うって返事しちゃったよー。うへー。日本にいたって会えないのにね。しかも北大とオウル大の交流を図るシンポジウムのために来るようで、他にもいろいろお偉いさんが来るらしいです。地環研からも誰か来るって書いてあったけど、もしやうちの…?かな。とりあえずスーツとか持ってないんですけど大丈夫なんでしょうか。ほんと完全にラフで、ちょっとキレイめにとかも全然無理なんですけど、大丈夫なんでしょうか。河野さんの返事を待ちます。

で、今に至ります。とりあえず、一週間経ったとこで、俺の英語力の無さを認識し、認識され、けどそれはいい方向に向かってて、分からなかったことを素直に分からなかったって言える環境になってきていて、特にアメリカ人にはいろいろどうやって言ったら的確なのか聞いてます。ただ、問題はアメリカ人の話す英語が最も聞き取りにくいっていう事実。続いてドイツ人。英語のうまいトップ2ですよ。ほんと舐めるように喋って、マジでペラペラって擬音がマッチする喋り方なんだね。彼らの英語を聞き取れないと駄目だよな。

さあ、なんと明日もパーティーらしいので今夜はもう寝ます。とりあえず、未だかつてない量の日記、疲れました。ここまでして詳細に書く必要があったのでしょうか、まあ、覚え書きとして最高クラスですね。でわ。そうそう、忘れてた。学内にはベビーカーを連れた学生ママがいっぱいです。なんかの社会現象でしょうか?不思議な光景です。

22:30 2,Sep,2005
today's work…旅終わり
 today's music…"Lift me up" by Moby
■留学初夜

長かった旅も終わり、ついにフィンランドはオウル市へと入ってきました。寮も意外や意外、快適で、近くにスーパーもいっぱいあって、日本食は得られないものの、めちゃくちゃ広くて郊外の大型ショッピングセンターってのを実感し、品揃えも抜群。値段も安いし、なんとか暮らせていけそうだなと思ったよ。部屋あっ、おパンツが、きゃっ、部屋2サウナサウナの中郊外の大型ショッピングセンターこんなとこスーパーの中同じく

さて、旅については旅日記に書くとして、何を書こうかな。今日は部屋に足りないものを買いにいろいろ回ったんだけど、とにかく道も歩道も大学もスーパーもなにもかもが広い!自然もいっぱい!信じられないくらいフィンランドを実感しまくる環境だ。外食をしようにも、店すら無いような状況です。いいんだ、高いから。

それにしても、フィンランドの家庭には、残業という概念は無いらしく、また共働きが一般的らしい。スーパーには6時くらいに行ったんだけど、すでにお父さんお母さん子供達で買い物に来ている人達だらけ。羨ましい環境だ、ほんと。あと、子供が異常にかわいい。アジア人かなわない、あれは。みんな愛想が良くて、こっちが微笑みかけると、みんなかわいい笑顔を返してくれやがる。お父ちゃんお母ちゃんもそれを見て笑顔で、なんかかなり癒された。てか、フィンランドの人はほんと温かい。なんだかんだで旅をしたわけだけど、フィンランドが間違いなく一番人が温かい。人見知りをする民族だって聞いたけど、そんなことはない、軽い触れ合いならどの国よりもフレンドリーだ。

とにかく、この国には嫉妬する。ほんとに嫉妬する。来週から学校生活が始まるわけだけども、実は、フィンランドの大学ってのは授業料がなんとタダ。税金大国のなせる業。留学生には関係ないことだけど、留学生にまで恩恵がくることもある。それは学食。なんと1食2ユーロ。だいたい250円。街中で買ったらコーラの0.5Lペットボトルが1.5ユーロなのを考えてもらえれば、これがいかにこの国では破格の値段だかが分かるでしょう。これは、どうも国からの援助がでてるようだ。Student Unionに留学生も加入するんだけど、これのおかげらしい。とことん教育・医療に出費を出さない福祉国家、旅人には不運かもしれないが、住むならこういうとこが最高だろうなー。

そりゃー、これだけ自然もあって、福祉国家で、平和で、人も温かくなるよなーと思う。あと、驚くこと。フィンランド語がまったく宇宙語なんじゃないかってくらい英語と似ても似つかないこと。スーパーはもちろんフィンランド語表記でコーナー分けされてるんだけど、1箇所も理解できなかった。Finlandがフィンランド語ではSuomiなように、まったく似つかない言語なのです。それなのに!ほとんどの国民が英語をしゃべれるという事実。日本人甘えたことも言ってられないよという事実。デンマーク、ノルウェー、スウェーデンが英語をしゃべれるのは分かる、文法もほとんど一緒だし、何より単語がちょっと違うだけとかだから。それで2ヶ国語しゃべれてると思うんじゃねぇぞ、てめぇらと終始思っていたわけだが。けど、フィンランド人はすごい。ほんとすごいと思う。

そういえば、北欧で感じたことにこんなことがある。彼らはどの国にしろ、民度が高い、プライドが高い。おそらく自分達の福祉国家たること、英語に堪能なこと、これらを誇り(悪く言えば驕り)に思ってる。それを最も感じたのはノルウェーだったわけなんだけど、最も誇りに思っていいはずの、驕ってもいいほどの、フィンランド人からは全くそれを感じない。なぜだろう。きっと誇りに思っているはず、ただ、それを内に秘めたものにしている…かっこいい、こいつら。

これほどまでに北欧4カ国で感じることが異なるとは思ってもいなかった。そう考えただけでも今回の旅は大成功だ。お腹の痛さは苦しかったけど…。もっと楽しい旅ができたはずだ…。くぅ。

なにはともあれ、来週からオリエンテーションが始まります。ちょっと緊張していますが、誰しも新しい環境ってのは緊張するもの、それがちょっとレベルアップしてるけど、ごーし君はいつでもごーし君。マイペースにやらせてもらいます。友達いっぱいできるといいな。

そうそう、これをアップするのはおそらく5日でしょうね。ネットがまだ繋がっていません。その頃には旅日記も完成しているといいな。これから書きます。忘れないうちに書いちゃわないと。

音楽は、Moby。ずっと旅のお供にしていました。ありがとう、Moby。Thank you Thank you Thank you...